マイネルヴルメリオは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター９００ｍ２本の運動をしています。この中間からペースアップを開始。終盤の勾配がきつい場所ではハロン１５秒程度のスピードが出ています。手応えが重く行きたがりますが、それでも鞍上の指示には従って良い手応えで駆け上がっています。馬体重は５４４キロ。変わらず骨瘤を気にする仕草はなく、このまま進めていきます。
ダンケベルグの０７は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。昨年のセレクションセールで仕入れた一頭。筋肉の粘りやバネに魅力を感じ、せり値が高くなっても是非とも手にしたかった若駒がこれです。「動きのしなやかさはこの産駒ならでは。手先の軽さが目に付く。敏感なところも父譲り」とスタッフ。中長距離を主戦場に、エネルギーの消耗が少ない走りと決め脚を武器に活躍するでしょう。
マイネカレッシュの０７は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。初仔ながら体高、馬体重とも牝馬の平均以上。前脚を遠くへ伸ばす走りではないかもしれませんが、この強い筋力は大きな武器になるでしょう。どちらかといえば芝よりもダートで高い適性を示しそうです。こちらの指示に納得した上で行動しているところがあり、とても真面目で気性にこれといった不安もありません。
マイネルヴルメリオは、先週末にビッグレッドファーム鉾田に移動しました。右前脚管骨の内側に２つの骨瘤が見られます。厩舎では痛みを訴えることもあったようですが、到着後の触診で気にする素振りは見せません。坂路でキャンター９００ｍ１本をハロン１７秒で駆け上がる調教を開始しました。患部の経過を見ながら進めていきます。
マイネルトラヴェルは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター１５００ｍ１本の運動をしています。蹄叉の痛みも解消し、この中間は元気に調教を消化しました。現在もバーシューズを装着して患部を保護しており、次回蹄鉄を打ち替えるまではこのままで進めていきます。１８日（金）の追い切りはＭハーティーと行い、前半は抑えが利いて後半でグッと伸びました。両馬ともに良い内容です。あと数本追い切れば状態が整うでしょう。来週末、札幌競馬場への入厩を予定しています。
マイネルフェスタは、１４日（月）にビッグレッドファーム浦和から真歌トレーニングパークへ。坂路でキャンター１５００ｍ１本の運動を開始しました。ハロン１７秒の乗り込みを続け、１５−１５を行うために必要な体力を養いながら馬体を絞り込んでいる段階。調教に取りかかって１０キロほど絞れているものの、それでも５４３キロもあります。腹袋がやけに大きく、気分的にもぼんやりしている状態。同じタイミングで休養を切り上げたＭファルケに比べ、毛艶はこちらの方が良く見えます。
マイネルヴルメリオは、１２日（土）に阪神で出走して７着でした。馬群から離れた最後方を進んでいましたが、今回は位置取りが後ろ過ぎた印象。直線は３４．１秒の脚を使っており、馬自身は力を出し切りました。抑える競馬に関してはだいぶ板に付いてきたように感じます。このまま続戦したかったのですが、レース後になって右前にできている骨瘤を気にするようになっており、大事を取って一息入れることになりました。きょう１８日（金）にビッグレッドファーム鉾田へ移動しています。
マイネルクロッシュは、１３日（日）にビッグレッドファーム鉾田から、ビッグレッドファーム明和に移動しました。肉体的には肩の出が少しぎこちなく感じる程度で目立つ傷みはありません。ですが、かなり疲れが目立ちます。稽古を行っていたときのような元気さがなく、１４日（月）から昼夜放牧を行っていますが、けさ集牧にいくと放牧地で１頭だけ横になって寝ていました。まずは疲労回復に専念します。
＠ブック
角田騎手‐中途半端に行くと掛かってしまうので折り合いに専念して運んだ。最後は伸びているけどね……。
次走へのメモ‐離れた最後方から。前崩れの展開に乗じてそれなりには伸びてきたが……。
7/12(Sat) 阪神12R 3歳上500万下 芝1800 7着/6人 1.46.7(0.9差)
坪師「スタートから出していかないので極端な競馬になってしまうが、このパターンが板に付いてずいぶん掛からず行けるようになった。もう少しなのだが」
マイネルヴルメリオは、１２日（土）、阪神１２Ｒ・芝１８００ｍに出走します。今週の追い切りはラストで上々の伸びを披露。坪調教師は「テンに掛からずに行けたので、終いまでしっかり伸びた。ゴールを過ぎても追ったので、タイム以上に負荷がかかっているはず」とコメント。コーナーで掛かる癖があるので、最初のコーナーまで距離のあるこの条件は同馬に向くはず。前走以上の競馬が期待できるかもしれません。
枠順確定：
7/12(Sat) 阪神12R 3歳上500万下 芝1800 18頭 5枠9番 角田晃一 57.0
ブック短評‐末脚は確かで
坪憲師‐コーナーの少ない阪神の外回りが合っているね。追い日も気を抜かず、終いしっかり動けたから。
出走確定：
7/12(Sat) 阪神12R 3歳上500万下 芝1800 18頭 角田晃一 57.0
7/9 DW 稍 助手 66.9-52.6-39.5-12.1 (9)追って一杯 馬体の張り上々
出走予定：
7/12(Sat) 阪神12R 3歳上500万下 芝1800 角田晃一
(前走5着以内優先権有)
マイネルクロッシュは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。サンシャインパドック付きの厩舎で管理しています。休養中といえども、健康を維持するためにもそれなりの運動は課さなければなりません。朝と夕の２回、ウォーキングマシンに入れてそれぞれ１時間ずつ歩かせています。体力が余っているのか、曳き馬でうるささを発揮することが多く、人馬ともケガには気をつけたいところ。北海道への移動は来週末を予定しています。
マイネルトラヴェルは、真歌トレーニングパークに滞在中。先週あたりから両前脚の蹄叉が痛み出しています。通常の蹄鉄では効果がなく、バーシューズと呼ばれるもので保護した結果、脚元を気にする素振りが解消しました。ウォーキングマシンによる運動だけにとどめていましたが、きのうから坂路でキャンター１５００ｍ１本の運動を再開しています。馬体重は先日の計量では２週前から１キロ増の５０５キロでした。
マイネルフェスタは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。１０時半頃に放牧し、翌朝の５時半頃に集牧されています。常にどっしりとしていて、マイペース。周りの馬の動向にはあまり関心がなく、青草を食むのに夢中になっています。連戦の疲れもほぼ抜けたようで早くも腹袋が大きくなっており、リラックスできている感じが見てとれます。
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